こんにちは、黒沢和規です。皆様いかがお過ごしでしょうか。私は、今年で市議会議員生活17年目を迎えることになりました。早いもので、平成15年の春に初当選をさせていただき、本年4月の金沢市議選で5回目の当選をさせていただき、もう16年です。この間、皆様にお支えいただいて「都市(まち)の発展なくして市民の幸せなし。政治は弱者のためにある」を政治信条とし、「創造と歴史と文化で育む金沢(まち)と人」を自らの市政に取り組むをキャッチフレーズとして市勢の発展と市民の皆様の幸せ増進のために、微力ではありますが、誠心誠意努めさせていただくことができました。これも偏に今日まで、私をお支えくださり、お導きをいただいた皆様方のお心ゆえと心から感謝しています。
北陸新幹線が金沢まで開通して4年が経ちました。新幹線の開業により、これまでとは比べものにならないほどの多くの人が金沢に来られています。経済をはじめとして、金沢全体に与えるインパクトは極めて大きいものがあります。しかし、それはよいことばかりではなく、マイナスの面も生じさせます。固有の文化と伝統を持つ歴史都市金沢の魅力をさらに磨き、多くの人たちを引きつけてやまない他都市にないまちをつくり上げていくことが、これからも金沢が発展し、市民の暮らしが豊かになる唯一の道だと強く思うものです。そのために、文化的価値の高い金沢の町並みを保全し、美しい景観を創り出していく政策の展開や長い間の懸案である市内二次交通の整備(私はかねてより中心市街地等にヨーロッパの古い町に走っているようなLRTの導入を主張しています)は、とにかく進めていかなければならない第一の課題だと考えています。
市民の皆様の生活を守り、豊かにすることから、金沢のまちの将来の発展に関わることまで、私たち市政に携わるものに与えられた課題は、山積しています。それらの個々の課題に、一つずつ真撃に向き合い、解決に向けて、積極果敢に取り組んでいくことが求められています。私は、常にそのことを肝に銘じ、金沢市の発展と市民の皆様の幸せ向上のため力を尽くしていきたいと存じています。
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