地方分権時代の行政は、住民1人ひとりが自らの判断において市政に参画することができる市民主導型が理想であると考える。住民が、行政に対し積極的にアプローチできるよう橋渡しするのが議員の使命である。納税者である市民は、言わば民間会社なら株主である。より市政に参画する権利を行使していくべきであろう。市民一人ひとりの意識改革が、市政の発展につながっていくと確信している。
私が目指す政治理念とは、「人と環境に優しい市政」である。物質の時代と称された20世紀から、心の時代である21世紀に移行した。いま一番求められていることは、心の豊かさである。
新たな時代を担う子供たちの教育こそ、最重要課題であり、地球温暖化や水質・大気汚染などの環境諸問題に積極的に取り組んでいかねばならない。百年後、千年後には、私はこの世にはいない。しかし、金沢のまちは永遠に存続していくのである。
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